Q. | 木造住宅は火災に弱いように思えるのですが、本当はどうなのでしょうか。 |
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A. | 木材はある程度以上の厚さがあれば、表面が焦げるだけでなかなか燃えません。したがって木造住宅に一定の防火対策を施せば、高い防火性能を持つようになります。 |
火災時における木材の炭化速度は1分間に0.6〜0.8mm程度ですから、15分間火にさらされても9〜12mm程度しか炭化しません。したがって12cm角の柱の場合、10cm程度は炭化しないで残るため柱や梁が倒壊することはありません。<火災に強い木造住宅の仕様>
鉄は熱が加わると急速に強度が低下し、変形しやすくなるので、重い屋根を支える柱や梁などがぐにゃりと曲がってしまいます。
木材は相当程度火にさらされても、急激に強度が低下することはありません。
@柱、梁等の構造材や壁などの下地材を、石膏ボードなどの燃えない材料で覆う。
A柱、梁、壁下地材などに太い木材や厚い木材を使う。
B防火力のあるドアや襖を用いて、部屋ごとに、防火に配慮した区画をつくる。
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