概要
- 名称
- 桜井木材協同組合
- 創立
- 昭和24年10月11日
- 組合員数
- 80名
(理事長 菅生 康清) - 出資金
- 1億2,187万円
- 事業内容
- ・金融関係
・副製品関係
・原木市関係
・不動産関係
・受託業務
・福祉、厚生
・その他の業務
- 関連会社
- 桜井木材市場株式会社
沿革
- 昭和24年10月11日
- 設立
- 昭和25年3月14日
- 第1回市売が開始
- 昭和36年9月1日
- 桜井木材市場株式会社設立
- 昭和42年9月
- 傘下4市場会社各独立(桜井、西垣、杉垣、十津川木協)
- 平成30年5月23日
- 組合創設70周年記念事業として組合会館を木造にて新設移転
- 令和4年3月
- 桜井市生田713-1に土場購入(総面積29678u 倉庫床面積7964u 事務所他床面積1286u)
- 令和4年4月
- 桜井市生田の土場を「ウッドメッセ奈良」と称し、原木市売部と桜井木材市場(株)を移転。4月21日に開設記念市を行う。
桜井木材協同組合は、昭和24年10月11日中小企業等協同組合法に基づいて設立され、現在、組合員は80名、出資金1億2,187万円。組合の地域は、桜井市、天理市、橿原市、高市郡明日香村である。組合員は、大別して製材業者、素材業者、集成材業者、そして中間的存在としての市売業者によって構成されている。
組合の目的は、組合員相互扶助の精神に基づき組合員のために必要な共同事業を行い、組合員の自主的な経済活動を促進しつつ相互の親睦を図り、併せて組合員の福利増進をはかることである。
その目的を達成するために、最初に始めたのが市売事業である。昭和25年3月14日、第1回市売が開始されて以来、今日まで増産拡大に渾身の努力が払われ種々の施策が打ち立てられた。県下における55%の需給量を保持する一大木材集散地たる要因を具備するまでに進展している。
また、これに伴う組合員の各事業の振興対策の基幹たる金融、販売、財産管理、税務指導、労務対策等についても組合として積極的に支援することにより組合員と組合の相互関係は一層緊密になった。組合なくして組合員立たず、組合活動なくして各自の事業なしとまで考えられるに至ったのである。
去る昭和36年9月1日、組合内における市売事業の自由な活動と今後の発展をはかり、市売部門を独立させ桜井木材市場株式会社を設立。 この市場会社が設立される以前から代行浜として西垣、杉垣、十津川木協の3市場があり、昭和42年9月には傘下4市場会社をそれぞれ独立させて広く門戸を開放したのである。
次に組合の重要な事業の一つである金融業務の取扱いを行い、原木購入資金、設備資金、運転資金の貸付け、組合員の商業手形の割引による貸付等、組合員の金融力の補足と利益擁護を考慮している。
また、労務対策をはじめ各企業の協業化ならびに構造改善事業を推進し、桜井の特色を生かした名実ともに充実した全国的に著名な木材生産地としての桜井業界を育成すべく日夜恪勤精励を続けている。
平成30年5月23日より組合創設70周年記念事業として組合会館を木造にて新設し移転。
令和4年3月奈良県銘木協同組合と合意に至り、桜井市生田の土場を買い入れる。ここを「ウッドメッセ奈良」と命名し、桜井木材協同組合原木市売部に加えて、奈良県銘木協同組合原木・製品市場、菅生銘木市場の3市場が集約し、奈良県産木材の中心地となるべく運営する。