木は永遠のパートナー

木は健康に良いってホント!

　　　モクモク博士のきになるおはなし




▼林太郎…お母さん。神戸の地震が1995年、
　　　　　東北の地震が2011年。
　　　　　あれからずいぶん経ったね。
▼杉　江…そうね、いずれの地震もひどかったわよね。
　　　　　あっという間に、何もかもなくなってしまったんですもの。
▼林太郎…テレビで見ていると、木の家がほとんど壊れていたけど、
　　　　　木って、本当に弱いの？
▼杉　江…どうかしらねぇ。
　　　　　今度家を建てる時は木の家って決めていたんだけど、
　　　　　実は迷っているのよ。木には
　　　　　「あたたかみ」や「ぬくもり」があって落ち着くんだけどね。
▼林太郎…僕は木の家がいいな。
　　　　　学校の先生が言っていたけれど、木って木材になっても
　　　　　呼吸していて、ずっと生き続けているんだって。
　　　　　それに木の香りには、心や体を活発にする
　　　　　フィトンチッドという物質が含まれているらしいよ。
　　　　　
▼杉　江…ずいぶん難しいことを
　　　　　知っているのね。
　　　　　そういえば、あるお医者さんが木は
　　　　　健康に良いって言っているのを
　　　　　新聞で読んだわ。
▼林太郎…どんなふうに良いの？
▼杉　江…木は湿度が高い時は空気中の水分を
　　　　　吸収し、逆に乾燥していれば水分を
　　　　　放出して部屋の湿度を一定にする
　　　　　ので、ほこりが飛び散るのを防ぎ
　　　　　ウィルスやバクテリアの拡散を
　　　　　抑えて喉を守ってくれる。
　　　　　アレルギー体質の人にも
　　　　　良いそうよ。

▼林太郎…じゃあ僕みたいに喘息で苦しむ人は、
　　　　　木の家に住むのが良いんじゃない？
▼杉　江…あら、そうね。
　　　　　今までどうして気付かなかったのかしら。
　　　　　そう考えると、木の家が良いわね。
▼林太郎…木の家に決まりだね。
▼杉　江…でもね、家が出来るまで、とても時間がかかるらしいのよ。
▼林太郎…そうなの？
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