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木は永遠のパートナー

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木造住宅7つのポイント

D 設計の自由度


 Q. 木造住宅は自由な間取りができ、増改築も他の工法に比べて容易だと聞きますが、どうなのでしょうか。また、3階建ても建てられるということですが、その利点と留意点を教えて下さい。
 A. 木造住宅は、他の工法に比べ設計・間取りが自由にできます。したがって一般の増改築はもちろん、高齢化に備えた対応も容易です。
3階建ては敷地が有効に使えるので、特に都市部では有利です。設計面では各室の配置、空間の広がりなどに配慮して下さい。

●他の工法と比べ、設計の自由度はNO.1
柱と梁で屋根を支える軸組工法による木造住宅では、設計の自由度が高く、この工法ではできて、他の工法ではできない設計がいろいろあります。 好みや価値観、暮らし方が多様化した現在、軸組工法の木造住宅は、それぞれの暮らしに合った住まいづくりに幅広く応えられるといえるでしょう。 さらに、長い歳月の間には、子供の誕生、成長、結婚など家族構成もライフスタイルも変化します。住まいも、その変化に合わせて変えられてこそ、よい家といえます。木造住宅は、増改築が容易にでき、また、悪くなった部分の修理も簡単です。
●これからの時代は、木造3階建てが有利
近年、地価の上昇、経済社会の成熟化等に伴う社会環境や生活意識の変化から、3階建て住宅を希望する人が増えています。建築技術も進歩を遂げ、昭和62年には建築基準法が改正され、準防火地域内においても木造による3階建てが可能になりました。
 <3階建て住宅の魅力と留意点>
@建物の階数が増すことによって、限られた敷地により大きな居住面積が確保できる。
A趣味室など、ゆとりのスペースを設けることができる。
B2世帯住宅の場合は、2世帯で立体的に住み分けることができるので、お互いのプライバシーが守れる。
C店舗などと自宅部分をより明確に分けることができるので、店舗や医院などを併設しやすい。
D3階建ては縦方向への移動が多くなるので、階段の位置が重要なポイントになる。
 リビングなどの居室の中に階段を設けると廊下が少なくて済み、吹き抜けなどの空間を演出しやすいというメリットがある。
 2階にLDKや玄関を設けると各部屋への行き来がしやすくなる。

●高齢者に配慮した安心できる住まい
日常生活の場である住まいは、誰にとっても安全に暮らせるところではなくてはいけませんが、特に高齢者には安全への備えに配慮することが快適な住まいの必須条件になります。
 <高齢者配慮のポイント>
@床はすべりにくい材料にし、段差をできるだけなくす。
A玄関、浴室、トイレなど、バランスをくずしやすい場所には手すりをつける。
B階段は勾配をゆるくして、踊り場をつくり、手すりを配置する。
C老人室の近くにトイレを設ける。できればミニキッチンがあると便利。
D車いすを使用する場合は、廊下幅を広くして玄関の床の段差をなくし、外部のアプローチをスロープにする。

●踊り場のある安全な階段
●スロープの寸法

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