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木は永遠のパートナー

TEL. 0744-42-3535

〒633-0062 奈良県桜井市粟殿350番地 FAX.0744-43-2552

木造住宅耐震設計のポイント

K 防腐・防蟻



構造材の腐れや白蟻の被害は、耐久性ばかりでなく、地震時の被害が大きくなるおそれがありますので、次のような措置を行います。

 @床下換気口は5m以内に設け、その大きさは300cm2以上にするなど、床下が湿潤状態にならないようにします。

 A土台には耐久性の高いヒノキ、ヒバなどを用いるか、防腐・防蟻処理した木材を使用します。

 B土台及び床組は、基礎のせいを高くして地盤からの吸湿を防ぎます。

 C構造耐力上主要な部分である土台・柱・筋かい等で地盤面からの高さが1m以内の部分には防腐・防蟻処理を施します。

 D小屋裏の換気のために、有効な小屋裏換気口を設けます。

 E浴室の壁やモルタル塗りの外壁等は、水分が壁の内部に入ると乾燥が非常に遅くなりますので、壁は内部の換気が十分に行えるようにします。

 F地域によっては防蟻剤で土壌処理を行うか、布基礎と一体となったベタ基礎等を造って、地中からの白蟻の侵入を防ぎます。


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バナースペース

桜井木材協同組合

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