本文へスキップ

木は永遠のパートナー

TEL. 0744-42-3535

〒633-0062 奈良県桜井市粟殿350番地 FAX.0744-43-2552

木造住宅耐震設計のポイント

B 耐力壁の配置


耐力壁のバランスが悪いと、地震時に建物がねじれ、大きな変形を生じて壊れるおそれがあります。建築基準法では、ねじれを防ぐ方法として「耐力壁は釣合い良く配置しなければならない。」としています。

ねじれを防ぐための耐力壁の配置は、次のとおりです。

@建物の外周は、耐力壁線で囲まれるようにします。

A上階と下階の耐力壁線は、できるだけ一致させます。

B耐力壁は、建物の外周に設け、特に建物の隅角部に配置します。

C耐力壁は、できるだけ平面的にバランス良く配置します。

D耐力壁は、梁間方向及び桁行き方向にも釣合い良く配置します。

E耐力壁は、高い倍率を使って最小枚数にするのではなく、できるだけ小さい倍率の壁を多く配置します。

F耐力壁の量は、最小限の必要量よりもできるだけ多くします。


耐力壁のバランスが悪い建物や平面に凹凸がある建物、大きな吹き抜けや一部2階のある建物は、構造的な一体性や偏心についての検討が必要です。


次のページへ

前のページへ戻る


バナースペース

桜井木材協同組合

〒633-0062 
奈良県桜井市粟殿350番地

TEL 0744-42-3535
FAX 0744-43-2552